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むかつく介護職員のポイント

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入れ替わりが激しい介護業界では様々な性格の職員が働いています。人間がたくさんいれば中には“むかつく”と感じる職員もいらっしゃいます。

今回は“むかつく介護職員と呼ばれる人はどんな人か?”についてご紹介致します。

こんな嫌な介護職員がいたら我慢せず転職してもいいんですよ!

むかつく特徴、日常編

挨拶をしない

挨拶をしない介護職員は腹が立ちます。これは私が偉いからだとか先輩だからという理由ではありません。挨拶が出来ない職員は確かに存在します。

何かに不満を持っている方、気持ちが沈んでいる方、挨拶が出来ない理由はそれぞれあると思います。

私だって朝、嫌な事があり気分が落ち込んでいる時は挨拶をする事さえしんどい時があります。

しかし、仕事となれば別です。

会話を楽しみにしているご利用者様もいらっしゃいますから笑顔でいる事が出来なくても挨拶は最低限しなければなりません。

挨拶をしないと人間関係に影響が出る可能性がありますし、そうなればチームワークにも支障が出てきます。

サービスの質に影響が出てきますから挨拶はしっかりしてほしいと考えています。

先輩の立場を利用する

最近では見られなくなりましたが、昔はこれがよくありました。

悪い先輩が後輩に仕事を押し付けて自分は沢山休憩時間を取る、体力を使う仕事は後輩に押し付ける等があります。

介護業界の悪しき風習とでもいいましょうか、介護業界は劣悪だと言われる所以です。

自分は「煙草を吸いに行くので先に現場入って」とだけ伝えて中々現場に戻ってこないケースがあります。

これは誰が見てもむかつきますよね。

自分が昔同じような事をされたからといって、上の立場になったら同じことを繰り返す職員にはなってほしくないものです。

むかつく特徴、サービス編

タメ口

サービスを提供している際に腹が立つ事はご利用者様にタメ口で話す行為です。

このケースは賛否あります。以前はご利用者様にタメ口を使わなければなりませんでした。

理由はご利用者様との距離感を近づけるためです。

施設を利用されると生活の環境が変わります。

環境が変わると誰しも緊張するのは当たり前です。

緊張をなるべくほぐすためにもフレンドリーな距離感を意識したのが“タメ口で話す”事です。

しかし、時代が変わり介護に対しての考え方も変わりました。

“高齢者は人生の先輩だ”“敬語を使わないなんて敬意を欠いている”などの意識の変化と共にタメ口は禁止となりました。

現場に出ているとどうして距離感が近いと勝手に思い込んでしまいタメ口になってしまいます。

ただし難しいのが砕けた言葉が逆に楽しい、何でもこの職員と話が出来て嬉しいと感じられるご利用者様もいらっしゃるのも事実です。

相手によって上手に使い分けができる方は技術として取り入れても良いと感じますが、使い分けが出来ず「その方が楽だから」という理由で使うのは同じ介護職員の立場からしても正直腹が立ちます。

上から目線で物を言う

偉そうな態度でご利用者様と接している職員を見かけると少々イラ立ちを覚えてしまいます。

入社当初はご利用者様に寄り添った支援を心がけている方でも、慣れが出てくるにつれて態度が傲慢になってくる方がいらっしゃいます。

これは仕事上、テキパキ支援を行っていると“こちらが主軸になっている”と勘違いしています。

ようは私が支援しなきゃこの人はダメだ、という心理状態に陥り“自分が偉い”と錯覚してしまいます。

“むかつく介護職員”とはそれに気づかずに自分が偉いと思い込んで疑わない職員の事を指します。

介護経験未経験者でも数年経てば上から目線で話をしてしまう事はありますが、自分の行いを見直すことが出来れば問題無いと感じています。

しかし自分のやり方を疑わない方“私の考えは間違えていない”と強く感じている方がいらっしゃるとご利用者様にも一緒に働く職員にも悪影響です。

ご利用者様からのお願いに嫌な顔をする

介護士の業務は1日常に時間を追われています。

余裕が無い職員は自分のリズムが狂わされるとイライラする感情を表面に出される方がいらっしゃいます。

実際にあるケースですが、ご利用者様が「オムツに用を足したので変えてほしい」とお願いすると嫌な顔をして対応する職員がいらっしゃいます。

介護施設では1日に数回オムツを変える時間が決まっている施設があります。

この「ご利用者からの要望に嫌な顔をする」というのは「オムツを変える時間が決まっているのは知っているでしょう?

だからそれまで我慢してください」と言っているようなものなのです。

施設の中には断固として時間外のオムツ交換はしない施設もあります。

業務時間で決まっているならそれ以上する必要は無いのかもしれません。

しかし、相手は人間ですからそれほど時間通りに用を足すわけではありません。人間ですからオムツがそのままだと気持ち悪いに決まっています。

人間らしさやプライドを傷つけないように支援しなければいけませんから、利用者の計画に沿っていないニーズでもその時々のニーズに応じて対応するのが介護士としての責務でもあります。

ですので、介護士としの心構えがなっていない方を目にするどうしてもイライラしてしまいます。

仕事と割り切るのも良いと思いますが、優しい気持ちをもって接していただけたら嬉しく感じます。

好き嫌いで区別する

ご利用者様に対して自分が好きかどうかで態度を変える職員には正直むかつきます。

ご利用者様の中には職員に向かって暴言を吐かれる方やあからさまに冷たい態度を取る方がいらっしゃいます。

そのような行動をとられるとこちらもムッとしてしまうのは仕方がありません。

しかし仕事ですからこちらは感情をむき出しにする事はご法度です。

ご利用者様はいわばお客様です、お世話をしてお給料を頂いている身をしては好き嫌いで区別をする職員に対してはやはり良い感じは受けません。

むかつく介護職員にならないために気を付けるポイント

余裕を持つ

自分に余裕が無いとイライラした気分になり、それが態度や顔に出る事があります。それに余裕が無い時は何をしても良い結果が得られません。視野が狭くなり、焦りも出てきます。

サービスの質にも影響が出てきやすいため、余裕を持つことが重要です。

立場を意識する

介護施設は普段の生活が自力で送る事が出来なくなった方のお世話をする施設ですから出来ない事がある事が前提で来ています。

介護職員はその方々のお世話をさせていただいている気持ちを持たなくてはいけません。自分たちは不自由なく生活が出来ています。

しかしご利用者様は自由な生活が出来ません。

自分たちの価値観で物事を判断するのではなく、ご利用者様の身になって考えてみる事が重要なポイントです。

それさえ忘れなければ「あの職員なんかむかつく」とは言われないでしょう。

初志貫徹

働き始めた気持ちをずっと持ち続ける事がかなり重要です。

介護士とはいえ人間ですから環境に慣れてきてつい楽をしたくなるものです。

しかしそういう生き物だ、と認識しつつ傲慢にならず人のお世話をさせていただいている気持ちを忘れずにいる事が大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

最初からむかつく職員はいません。環境や人間関係でそのような人を作り出しているのではないかと私は感じています。

チームワークが重要な職種ですから、なおさら意地悪な人間や腹が立つ職員を作り出さないためにも一人ひとりがフォローし合い、助け合いながら仕事に取り組むことが大切なのです。