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介護職の管理者や施設長を辞めたい!そんな時に考えること

管理者

 

介護施設の管理者、施設長をしていると辞めたくなる瞬間があります。

この立場を経験された事がある方には誰にでも訪れる瞬間があるのではないでしょうか?

 

いま現在も管理者や施設長をやられている方には納得していただける内容だと感じています。

さて今回は、「管理職を辞めたい、そんな時に考える事とは?」についてご紹介致します。

 

どんな時に介護職の管理者や施設長を辞めたくなるか

 

介護施設の人間関係に嫌気がさすとき

介護職の離職理由第一位は“人間関係”です。

介護職に限った事では無いように思われますが、閉鎖的な職場や施設内にいる人員の数からみても介護職の人間関係の大変さは顕著に表れています。

 

現場の職員同士のトラブルや、ご利用者様とのトラブルなど、管理者自身が関係していないトラブルに悩まされる事も多々あります。

 

管理する立場の煩わしい所ですよね。

施設長自身の問題ならある程度対応できますが、職員同士のトラブルだとなるべく穏便に済ませるよう努力しなければなりません。

 

管理者は、職員同士を納得して頂いて解決する事が難しい場合は出来るだけ現場の士気に影響しないような対策を取る事が求められます。

管理者がどちらかの味方をするとなると後々必ず問題が起きますので、敵を作らない方法が必要です。

 

また、職員とご利用者様のトラブルに関しても同じです。

ご利用者様は施設にとってはお客様ですが、時折暴力や暴言がひどい場合があります。その際にはいくらお客様と言っても、管理者として良くない事を伝えなければなりません。

 

人に言いたくない事を言うのも施設長の仕事ですが、自分自身も相当疲れます。このような事が続くと「自分は一体何の仕事をしているのだろう」と辞めたくなる時があります。

 

ご利用者様が亡くなられた時

専門学校を出た新入社員ですと年齢は20歳前後でしょうか?20歳前後だとまだ人の死に直面した経験が無い方もいらっしゃいます。

 

いくら仕事でも始めて人の死を経験するとメンタル不調になる方もいらっしゃいます。それに耐えられず辞めていく方も私どもの施設では過去にいました。

  

私事ですが、長く携われば携わるほど情が出てきます。

私自身「介護の仕事はニーズに応えサービス提供をする事、ご利用者様に情を持つな」と上司である管理者に教えられてきました。

 

しかし、私も人間ですので“情”は沸きます。

 

情が支援の妨げになる、判断を鈍らせなければ問題ないと感じていますが、情が沸いたご利用者様が無くなってしまうといくら仕事とは言えメンタルに影響が出てきます。

身内や友人が亡くなった気持ちとはまた別の気持ちがあります。

 

「経験を積むと慣れるよ」と言われますが、施設長になっても慣れない方も正直いらっしゃいます。

終の棲家と呼ばれているような施設ではある程度覚悟して働いていますが、管理者であってお別れというのは辛いものです。

そんな時は辞めたくなりますよね。

 

売り上げの事を言われて嫌になる

介護施設の運営側や経営者から「今月の売り上げ報告」をさせられる施設があります。

現在、介護職の施設長や管理者されている方でも、今まで“経営や運営”を経験した事が無い方が多いのではないでしょうか?

 

これまではご利用者様のニーズや計画についてだけを考えて仕事をしてきたけど、立場が変わると売上の事も考えて仕事しなければなりません。

一般の企業だと売上を意識して働くのは基本だと言われますが、介護や福祉業界では“売上”について考える事が“悪”だと考える悪しき風習が根付いている地域もあります。

 

ひどい介護施設だと売上の報告時「なぜ売り上げが伸びないのだ?」と責任を問われる介護施設がある所もあります。

こうなれば、ご利用者様の支援など頭にありません。「月にどれだけ利用して、いくら儲かる」と金勘定の話ばかり

 

ご利用者様の支援をするために仕事を始めたのに…思っていた業務内容と違うと施設長の仕事が嫌で辞めてしまう方も少なくありません。

 

営業に行かされて辞めたくなる

利用人数が少なくなってきた際、運営側から「営業活動してきて」と指示がある場合があります。そこで施設長が保健所や病院などに営業に行きます。

これまで介護職一筋で仕事をしてきた施設長からすると非常にプレッシャーに感じる業務内容ですよね。

 

私の経験上では「営業に行かされるとは聞いていません」と申し出る施設長も過去にいらっしゃいましたが「仕事だから」と言われてしまい、それで大体終わります。

介護施設を運営する事がイメージ出来れば利用者がいない施設での営業の必要性も理解できます。

 

しかしこれまで“介護職の仕事しかした事が無い方”や“上司から言われた事を淡々とやってきた方”からすると、営業は考えられない業務と捉えられるでしょう。

 

介護職の管理者や施設長になる事は現場の事を考えつつ、施設の収入や利益を考える側面が必要となってきます。

そういのが嫌な人は辞めてしまいます。

 

管理者の仕事を辞めたい時に前向きに考える方法

 

管理者は自分にしか出来ない仕事だと思う

施設長、管理職は事業所内に一人しかいません。多少心細く感じる方もいらっしゃるでしょうが、考え方によっては“自分自身にしか出来ない仕事”です。来客対応やご利用者様の身内の方々と話す機会が多く存在すると思います。外部の人と接する機会が多くご本人以外のニーズが生で聞けるのも中々経験できません。

 

ご家族のニーズを聞く事でご利用者様がどれだけ思われていたのかを感じる事が出来き、介護職の仕事との向き合い方を考えさせられる場面もあります。

このような事も介護職の施設長ならではのケースです。

 

周りの評価を気にしない

介護職の仕事に限らないですが評価をすると完璧にしなければならない、と思い込んでしまうので管理者も完璧を求めない事が重要です。

 

全てを完璧に出来る人間はいません。完璧にしたい欲求が強い気持ちは内心では人からの評価を気にする事や批判されるのが恐い現れの場合もあります。

 

現場介護士からの評価、低くても良いと私は感じています。

現に私自身、施設長していた時は一部の職員からはクレームだらけでした。働きやすい職場を作る、仕事がしやすい環境を整える事は目標ではありますが、すべての介護職員を満足させることが不可能です。

 

その時は良くても時間が経ち介護職員にプライドが出て来る、職員の余裕が無くなると相手へのイラ立ちが出てきます。

そんなことに毎度関わっていては本来の管理者の業務が疎かになってしまいます。

 

完璧を求めない事で「全ての人に好かれるのは無理、管理職の仕事に集中しよう」と割り切って仕事をすると、自然と自分のやる事だけに集中する事が出来ます。

 

同じ管理者の方々と接する

介護施設の管理者研修会に参加すると前向きになることがあります。

 

理由としては同じ悩みを抱えている施設長や管理者と会話が出来る事が大きく感じます。介護施設内では事実上のトップですから非常に孤独です。

 

しかし幸い介護福祉業界は横のつながりが強い業界です。

他の施設の方とお会いする機会が多いので、そこで情報の共有や相談をします。定期的にやりとりをしていく上で関係構築され、何気ない悩みや愚痴を言い合える仲になっていきます。

 

「悩んでいるのは自分だけでは無いのだ」と同じ管理者の仲間が出来る事で、前を向く機会を得る事が出来るのです。

 

能力があるから施設長を任されていることを忘れないで

いかがでしたでしょうか?

介護施設の管理職や施設長を辞めたい理由をご紹介致しました。

 

施設長や管理者には現場介護士には分からない辛さがあります。

私自身「好き勝手言っている現場の職員に一度でも良いから施設長をやってみて頂けると苦労が分かるのに」と何度も感じた経験があります。

 

しかし、施設長に任命される方はそれだけの能力がある事を忘れてはいけません。

 

運営側は誰でも施設長にすればよいと考えている所は少ないです。この職員が適任かどうか、判断された結果選ばれたので自信を持って取り組んで頂けたら良いなと感じています。

 

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