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すぐ辞める?介護職の派遣社員が起こすトラブル

株式会社マイナビのプロモーションを含みます。

介護の現場で働いている職員が口をそろえて言う言葉があります。それは「忙しい、もっと職員増えないかな」という言葉です。

どこの施設も介護職員が足りていません。

働いている職員一人ひとりの業務量が多くなり全く余裕が無い施設が増えてきています。

正社員やパート、アルバイトを募集しても中々集まりません。

そこで派遣会社にお願いして派遣社員として介護業務が出来る方をご紹介頂いているケースが増えています。

「派遣社員だと大丈夫?」「派遣社員に直接介護お願いしても大丈夫なの?」という声も実際に聞こえてきます。

介護職の派遣スタッフはありか?使えないって本当?

でも全然大丈夫!それはトラブルがあるのは一部の派遣スタッフであって、ほとんどの派遣社員は介護現場で必要とされているというお話をします!

派遣社員の介護施設での業務内容は?

派遣社員と一般の職員とでは業務内容や扱いが違うのかというと、たしかに正社員にしか出来ない仕事があるかもしれない、とつい思ってしまいますよね?

ですが、現場に出てみると正社員と業務内容は全く変わりません!

施設のルールやサービスの内容、によっては多少あるかもしれません。

しかし介護業務や生活援助については変わりありません。

普段通りの業務内容ですし、可能であれば夜勤をしていただく事もあります。このように派遣社員と正社員の業務内容の違いというのはほとんどありません。

施設やサービスの種類にもよりますが強いて言うなら備品の購入、経費の管理など金銭に関わる事ぐらいです。

派遣社員が起こすトラブル事例

ここではいくつか事例を交えてご紹介致します。

責任感が無い行動

過去にいくつかの事業所で働いていた方の事例です。

介護経験があったので最初の1か月程で他の職員と同じ業務内容にシフトしました。

報告・連絡・相談もしっかり行えていて十分戦力になっていました。

しかし半年ほど経ったくらいから、報告漏れや仕事の仕方が雑でご利用者様からクレームが来ることが増え始めました。

おそらく緊張感が無くなってきたのかと思います。その派遣社員を呼んで話をする事にしました。

すると「自分は責任感の無い仕事がしたくて派遣社員になりました」と答えたのです。

確かに致命的なミスはありませんでした。

しかし、サービスの質はお世辞にも良いとは言えない状態でしたので派遣会社に連絡しました。

結果的に派遣会社と話し合いをし、契約を続けていく事にしました。その後はサービスの質を落とすことなく取り組んでいただけました。

急な欠席

ある派遣社員の事です。

施設に来ていただいて3か月目あたりから少々休みが続くようになりました。

最初の頃はプライベートな事情だろうと思い内容は聞きませんでした。

しかし、定期的に休みがちになりついには休むという連絡すらこなくなりました。

無断欠勤をする事もそうですが、通勤途中に何かあったのかもしれない、など様々な思いが頭をよぎりました。

派遣会社に連絡したところ派遣会社には休むと連絡をいれてあったようなのです。後日、本人に確認したところ「仕事が合わないので辞めたくなった」との事でした。

派遣会社と話し合いをして本人の希望もあり、契約解除という結果になってしまいました。

派遣社員がこういった事をしてしまうと派遣会社も巻き込む可能性もありますし、「派遣」というものに対しての信頼も失われてしまう事もありますので、自他共の事を考えて正直に伝えてほしいなと感じた事例でした。

派遣社員が必要なのです。

施設側からすると正社員だ、とか派遣社員だというのは正直全く関係ありません。

各々が働きやすい環境や待遇ならそれで良いと感じています。

先にも説明した通り立場の違いで仕事が違うといった事はありません。

施設側は正社員、派遣社員関係なく接しますし「どちらかが上だ」といった認識もありません。

むしろ派遣社員の方が労働時間内はきっちり仕事を使用という意識が強いため、きちんと仕事をしてくださる方が多いように感じています。

それに何か不都合な事があれば間に派遣会社が入って下さるので施設側も助かる部分も大いになります。

ゆえに派遣社員には信頼があります。

派遣社員が人気な理由

近年、介護の仕事を派遣社員として働く方が増えてきています。なぜ派遣社員が人気なのでしょうか?

派遣で働く魅力をいくつかご紹介したいと思います。

自分の自由時間がしっかり確保できる

正社員と比べると労働時間がしっかりしています。

急なトラブルに見舞われた際、正社員の場合は帰れない雰囲気に飲み込まれてしぶしぶ残業しなきゃならない、なんて事があります。

しかし、派遣社員の場合だと時間はきっちり守られています。

また、どうしても残業してほしい場合は施設側から「残業できないか?」と必ず一度確認されますので用事がある場合はそちらが優先できます。

もちろんサービス残業ではありません、残業した分しっかりとお給料に反映されますからご安心ください。

派遣の方が正社員よりお給料が高い場合も!

介護業界は仕事がきついわりにお給料が低い、という理由で人手不足が顕著に表れている業界です。

そのため、人手不足が進み派遣社員を雇う施設が増加傾向にあります。

それでも人材が不足しているためお給料が高い介護施設もかなり増えてきています。通常の正社員で働くより、派遣の方がお給料が高いという方も非常に多くいらっしゃいます。

将来的な事を考えて。

近年、将来的にフリーで仕事をしたと考えている方が増えてきています。

その背景には「面倒な人間関係に関わりたくない」「納得できない会社のルールに縛られたくない」といったような考えをする方が増えてきています。

正社員になると組織のカラーに染まってしまうので嫌だという意見や、仕事を辞める時に責任感のある立場や役職に就いている場合、引き留められる可能性がありますよね。

そういうのを説得するのが面倒くさいといった考えもあるようです。

私どもの年代ですと「正社員でないとダメだ、正社員でとりあえず安泰」など社会的信用がある働き方が求められていました。

しかし近年だと“自分のやりたい事をする”“組織に属さずフリーで仕事をする”といった自由な働き方を求める傾向が強くなっています。

そのために一つの組織にどっぷり漬かるのではなく将来的な事も考えて施設とは距離を取っておきたいという事なのです。

また、資格を取る際に「実務経験」を求められるケースがあります。

派遣社員として働いた期間も実務経験としてカウントされるため、派遣として働くのは好都合なのです。

ただ、今働いている施設で資格を取ると、その資格を活かした高度な仕事をしてほしいと説得されるケースがあります。

介護職の資格ならさほど業務内容は変わりませんが、相談業務になると業務内容や責任感がガラリと変わってきます。

「今の施設で介護職としては働きたいけど相談業務はしたくないな」などと考えておられる方も結構いらっしゃいます。

そう考えるにはお給料面や人間関係など様々な要因があります。

派遣ならそういう心配をしなくても済むので、派遣社員で経験を積んで自分の希望の職種や環境で働く事を目指している方には“派遣社員”は人気があるのです。

まとめ

今回は派遣社員が起こすトラブル事例をいくつかご紹介致しました。

ただこれはたまたまであって、ほとんどの派遣社員の方はトラブルを起こしません。

むしろ正社員の方があやしいかも・・

また、ほとんどの施設では「派遣社員だから仕事が出来ない」という見方はしておりません。

一人の職員として接しています。

むしろ正社員よりもしっかり働いてくださる方もいらっしゃいます。

施設側としても頼りにしている部分は大きく、今後はさらに派遣社員の活躍が期待されています。