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介護職の派遣切りはある?それとも…

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介護職の派遣社員がここ数年非常に増えてきていますね。

このブログをお読みの方も、もしかしたら派遣スタッフかもしれません。

派遣といっても結局アルバイトやパートさんと同じですので、将来を保証されているわけではありません。かなり長期で考えている方は心配かもしれませんね。

そういうわけで、今日は介護職の派遣切りがあるのかどうかについてお話します。

介護施設で派遣社員が増えている現状

介護業界の現状は長い間変わりません。

メディアなどでもよく取り上げられていますが慢性的な“人材不足”です。近年ですと外国人労働者を雇っている介護施設もあります。

それほど人材不足は深刻化しています。

しかし“海外の労働者の雇い入れに抵抗がある。ご利用者様の事を考えると…”など、国外の労働者の受け入れに関してはまだまだ抵抗があるようです。

しかし派遣会社からの紹介なら安心できるので是非来てほしい、と雇い入れをお願いしている施設は数多くあります。

介護職員の派遣切りはあるのか?

派遣社員というのは契約期間があります。

契約の更新時期になると継続するか否かを派遣会社と施設側で話し合いをします。

会社によっては派遣社員を雇うのは正社員が来るまでの繋ぎとして雇うケースもありますから、契約更新にならない事もあります。

また理由も分からずに「もうこなくていい」と一方的に切られる事もあります。では慢性的な人材不足である介護業界では派遣切りはあるのでしょうか?

時と場合によるが…?

管理者の指示に従わず独断で行動してしまう事やご利用者様に不快な思いをさせた、など問題行動が目立てばそれは当たり前ですが派遣契約は解除になります。

しかし例えば指示通り働いていた、人間関係も悪くないのに切られるという話はあまり聞きません。

むしろ、指示通り作業してくれる、人間関係も良好となれば派遣切りどころか

正社員登用を考えるのは必然です。

介護の仕事がしたい、介護の経験がある方ですと施設側としてはとりあえず来ていただきたい気持ちしかありません。

今、派遣社員が必要とされています。

派遣切りされるのは個人の問題で、普通は人手不足が深刻な介護業界で簡単に派遣切りにあうことはありません。

それ以外で派遣で働く上で気になる点は次のようなことですかね。

夜勤出来ないけど大丈夫?

「派遣社員だと夜勤してくれないから扱いづらいのでは?」と考えるかたもいらっしゃるかもしれません。

ご安心ください、夜勤手当が欲しい方、ご家庭の事情で夜しか働けない方など夜勤しか出来ない職員も沢山いらっしゃいます。

それに希望があれば派遣でも夜勤が出来る場合もあります。

派遣社員だと扱いが違うの?

一昔前だと「派遣社員だから」という理由で扱いが違う施設もありました。

しかし、派遣業者にお願いする施設が一般的になりつつある現在ではそういった差別化というのはほぼ存在しません。

実際の現場だと正社員やパートなど、そこで働いている方となんら変わりはありません。

正社員よりも仕事が出来る方ならどんどん出来る事をやっていただいています。

派遣切りにあわない派遣社員のポイント

介護経験者である事

介護の仕事をしたことがある、介護の資格を持っているというのは信頼される第一歩となります。経験者ですとある程度の知識や仕事の流れなどを把握されているかと思います。

施設側からしても未経験の方よりも教える事、お伝えする事が減りますし、研修担当からすればかなり嬉しいです。

それに即戦力ともなれば、他の職員の負担も減りますから良い事しかありません。

信頼を得るうえで一番の近道はやはり介護職の経験者である事です。

自分の表現の仕方を知っている

人によっては昔のキャリアを活かしたい、と思う方もいらっしゃるはずです。「自分はこれだけやってきた」「こういう資格を持っている」様々な思いがあるはずです。

もちろんご自身の経験や知識が100%活かせる施設ならそれに越したことはありません。施設側としても皆のスキルや想いをくみ取って働きやすい施設が作れたらそれほど嬉しい事はありません。

しかし、理想と現実という言葉がある通り、実際は施設によってはその施設のやり方という物が存在します。

いくら自分の考え方が合理的で良くても、それまで一生懸命やってこられた経験もまたその施設には存在します。

施設側が「こういう部分を活かしてほしい」という指示があるならばどんどんやっていただいても構いません。

しかし、求められていない事を提供してもチーム全体が困惑しますし、ご本人様も浮いてしまいます。

知識や経験を引っ込めて仕事をしてください、と言っているのではありません。

必要とされる場面に遭遇したら存分に発揮していただければよいのです。

この事を知ってお仕事をされている方は派遣社員だろうと非常に信頼されていますし、重宝されます。

介護の現場にいる派遣社員が馴染めない場合の対策

細かな報告がある

施設側が派遣社員の方にお願いする際に、業務内容や人間関係にかなり目を配ります。介護の経験がある方ですとある程度初期段階から仕事を任せられます。

ここで大切な事は“報告”です。

自分の感覚ではなく、施設側はどういった内容を報告してほしいか、何について聞きたいかをしっかり把握できる事です。

施設によっては報告してほしい内容が違います。私どもの施設にも仕事を任せられたからといって自分の感覚で報告をしている方がいらっしゃいました。

自分の感覚というのは以前に働いていた施設になります。見ているご利用者様も違えば施設ごとの仕事のやり方も違います。

また、施設によって報告してほしい部分が違う、という事を理解しているようであれば、こちらとしても大変仕事がしやすいですので他の正社員の方々となんら変わりない業務を願いできます。

とにかく何か「あれ?おかしいな」と思う事があれば細かい事でも良いので報告する事が大切です。

派遣社員でも報告をマメにして下さる方は信頼して仕事をお願い出来ます。

人間関係の重要性をわかっている

介護の仕事はフロアごとで職員がユニットを組んでケアするシステムが一般的です。従ってなんといってもチームワークが一番大切な職種です。

夜勤がある施設だと特にミーティングで伝えきれなかった伝達事項などが出てくる場合があります。そういった時もスムーズに情報が伝達できるようにしておかなければなりません。

人間関係が悪化してしまうと、情報や報告一つ入れるにしても躊躇してしまう、なんて事があります。

「〇〇さん苦手だから別の人にいってもらおう」なんて事を繰り返していると伝達漏れが出てきてしまう事や、伝えたい内容が伝わりきらないなんて事態も招きます。

派遣社員ですと元から出来上がっている人間関係の輪に入ることになりますが、介護職を経験されている方でしたらチームワークの大切さ、円滑な人間関係の構築というのはご経験されているかと思われます。

しかし、正社員と派遣社員という立場の違いで人間関係においても扱いが違う施設もありますから、そのような部分もしっかりと頭に置いて業務をこなされる方は信頼が厚い印象があります。

明るい

介護の仕事というのは業務以前に人間相手の仕事です。対人援助において技術だけあっても成り立ちません。その人の明るさが大切になります。

明るいというのも様々な種類があります。

人と話すのが好きな方、性格が明るい方、ポジティブに物事を捉えられる方。明るい性格が相手に与える影響というのは介護スキルが高い事よりも重要になってきます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

業務内容や扱いに関する事は派遣社員といっても通常の正社員の方々と何も変わりません。

私どもの施設でも正社員の方よりも技術も知識も豊富で仕事が出来る方もいらっしゃいます。これからも長い間働いてくださると嬉しいなと感じています。

結論として、派遣切りなんてあり得ないということです。

また資格取得の際の経験年数に含まれますので派遣社員でもキャリアアップを目指す事も可能です。