介護士の仕事 広告

男性の介護職員はどんな性格?将来性は?

株式会社マイナビのプロモーションを含みます。

ここ数年男性介護職員の数が増えてきています。

一昔前までは「介護は女性の仕事だ、女性の職場で男性が働く所ではない、収入が低いから男性にはお勧めしない」と言われていました。

しかしその現在はその認識が変わりつつあります。男性の割合が急増しています。

どういった男性が介護業界で働いているのでしょうか?

今回は介護業界で働く男性の特徴とは?そして男性介護職員の将来性も合わせてご紹介したいと思います。

現場での男性介護職員が活躍できるところ

介護現場では実は男性職員が大活躍できる役割が存在します。まずはこちらをご紹介致します。

力仕事は男性のお仕事

ベッドから起こす動作や車いすに移乗する業務が介護の現場では1日に何度も行います。そしてその動作が毎日数十名分行われています。

なるべく自分の負担にならない方法でお仕事をしますが、いつも時間に余裕があるとは限りません。

忙しい時、どうしても時間が無い場合は腕の力でやりがちになります。

そうすると腰に負担がかかり、最終的には腰を痛めてしまいます。ゆえに介護業務は肉体労働と呼ばれています。

男女年齢問わず行いますので60歳や70歳を超えた介護士も同じように行っています。

ここで活躍するのが男性です。

ご利用者様だけでなく、一緒に働く年配の職員や女性職員に感謝されることもあります。筋肉ムキムキな男性でなくても、いくら細身男性とはいえ女性よりは力があります。

女性職員が苦手な分野をサッと男性がこなす。

介護職というのは基本的に女性の職場ですが、男性がいると助かる場面が多く存在するのです。

男性の方が相談しやすい事も

介護業界で働く年配の女性は人の役に立ちたい、と思っている方が多くいらっしゃいます。

そういった姿勢は非常に大切だと私も思います。

ただし、ご本人様やご家族様が望んでいないにも関わらず、良かれと思ってしてしまった行為が良くない、度が過ぎてかえって迷惑になるケースも多く存在します。

「あの人、私が頼んでもない事してしまうから困る」「あまり余計な事しないでくれ」そういった苦情が来る事もあります。

まぁまぁ、と思われるでしょうが実は絶対にしてはならない事なのです。

過去にこういった事例がありました。「車いすの人をなんとか歩かせたい」と介護士が思い、無理やり歩く練習をさせて骨折、結果、訴えられ裁判になったケースがあります。

介護士のとしての想いがご利用者様のニーズに合っているとは限りません。

こういった事は公にならないだけで大なり小なり、介護の世界ではある事なのです。

男性のご利用者様は特に構われることが苦手な方が多い傾向にあります。

女性にお世話をされる事が苦手、自分のプライドが許さない、そうお考えの方も結構いらっしゃいます。

それに男性にしか分からない事や悩み事だってあります。

そういった悩み事はやはり男性介護士に相談する方が気持ちも楽ですよね。

こういった方には男性介護士の出番です。

普段通り話かけると割とすんなり話してくれた、なんて事もあります。

万能の人はいません、好き嫌いもありますから話し相手としても男性介護士が活躍できる場面は多いのです。

合理的に動ける

合理的に動ける所が男性介護士の良い所だと感じています。

しかし一概には言えません。場合によれば合理的に動く事を優先しすぎてかえってご利用者様の意思などを尊重しないケースもやはり存在します。

ご自身で合理的に動かなければならない時とそうじゃない時を上手く出し入れできる方はどこの現場に行っても重宝されます。

介護業界で働く男性はどんな人が多いの?

優しい男性が多い

気持ちが優しい人が多いイメージがありますよね。

実際はどうでしょうか?

女性の独特な職場の中で男性が働くとなると肩身が狭い、人間関係などで辛い事もあるかもしれません。そういった空間で男性が仕事だけに集中することは正直難しいはずです。

先輩介護士の顔色を伺う、派閥に属さず上手く立ち回る、といった女性には無い男性介護士特有の苦労が付き物です。

そうなると、自分の意見は押し殺して空気を読む、言われたとおりにする男性介護士が多くなるのも頷けますよね。

中には管理者やリーダーの立場になりますと女性職員に負け無いほど気持ちを強く持っている、意見を言い合うといった気が強い男性もいらっしゃいます。

また、ぱっと見た感じは怖そうだけど、実はとてもやさしくてご利用者様に大人気な男性もいらっしゃいます。

人は見ためじゃ無いという事ですね。

ご利用者様とお話していると自然と笑顔になるのは確かです。もしかすると、お仕事している時の印象が優しく見えるのかもしれませんね。

介護職の男性職員は優しいからモテる説を解説 

人生に疲れたから介護職へ…

これまでは介護職とは無縁の人生だった。

ではなぜ介護の仕事を始めたのか?

社会に疲れて人の役に立てる仕事がしたかった。

会社の出世レースに疲れた、お金儲けに疲れた、

またはリストラされたなど、

様々な原因で介護の世界に飛び込んで来られる方もいらっしゃいます。

実はこういった方は結構多くいらっしゃいます。

職を転々として介護の仕事しかなかった、と話される方も現実にいらっしゃいます。

ですが、そういった方は逆に社会経験が豊富です、人間の良い所も悪い所も分かっていらっしゃる方が多く感じます。

そして一生懸命にお仕事されているのも事実です。

介護の現場ではその場で感謝されることが多くあります。目の前で感謝される仕事はそれほど多くありません。そういう面でも介護はすてきなお仕事です。

男性介護士としての将来性は?

男性が介護業界で働く際の将来性はどういったものなのか?そこに触れてみましょう。

管理職になる

男性の介護士は長年働いていると管理職に抜擢される方が多いです。

管理職になると現場の他に、売り上げや運営など数字に触れる機会が多くなります。

あとは管理職の立場になるとフラットな目線で現場を見る観察力や人との距離感が大切になってきます。

女性はどうしても感情の生き物です、人間関係においても得手不得手が出てきます。

しかし男性は仕事とプライベートを上手く切り替える事ができますので、男性の方が向いていると言えます。

また、数字に強いという理由があります。

もちろん一概には言えませんが様々な事業所、施設を見ていると男性の方が合理的に物事を考えられる、冷静に状況判断ができるといった傾向が強いと感じています。

以上の理由から男性介護士は管理者を任せられる事が多くなります。

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介護業界は独特な世界

女性は感情の生き物とよく言われます。

人間関係のトラブルがあった際、女性同士だと収拾がつかなくなるケースもあります。

リーダーになる方や話をまとめる役として適任なのが男性です。どちらにも肩入れせず、フラットな視線で物事を判断する能力が必要になります。

男性介護職はどんどん増えている

介護業界で働く男性の特徴、いかがだったでしょうか?

一概に優しそうな男性が働いている、というよりは人の役に立ちたい、と思われている方が多いのが事実です。

そうでなければ肉体的にも辛いこの仕事を続けることは出来ません。

どんどん男性介護士が増える事によりこれまでの介護の世界のイメージが変わることは間違いありません。

男性介護士が活躍している施設は雰囲気も違いますし、何より施設全体に余裕が感じられます。

ご利用される方も男性介護士がいることによって安心してくださるのも事実です。

これからも男性介護士が活躍できる環境が着々と整っていくであろうと私は感じています。

なお介護職に興味がある男性の中には資格を持っていない人もいると思いますが大丈夫です!

介護施設では無資格でもできるお仕事があります。

そういったお仕事は以下で説明する人材会社で紹介してもらえます。資格を取らせてくれるところもあります。

男性の方で介護業界に興味がある方は、とりあえず登録してみると、いろいろな転職先を紹介してくれますよ。